Power BI Desktopのトラブルシューティング:提供された資格情報で認証できない 

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こんにちは、Power BI サポート チームの山崎です。
今回は、Power BI Desktopでデータソース接続時にエラーが発生した時に、試していただきたいトラブルシューティングをご紹介します。

重要

本記事は弊社公式ドキュメントの公開情報を元に構成しておりますが、  

本記事編集時点と実際の機能に相違がある場合がございます。

最新情報につきましては、参考情報として記載しておりますドキュメントをご確認ください。


データソース接続時に認証が通らない

Power BI Desktopで “データを取得” からコネクタを選択しデータソースへの接続を試みた際に、例えば以下のような資格情報が認証されないエラーが発生し、接続できない場合があります。

この場合、まずは以下3点をご確認ください。

1.認証方法が適切なものになっているか

コネクタにもよりますが、認証方法には主に“匿名”、“Windows”、“基本”、“Microsoft アカウント” があります。
例えば、SharePoint フォルダーコネクタを使用する場合は、基本的には、対象のフォルダーにアクセス許可をもっているMicrosoft アカウント(Azure ADのアカウント)の資格情報で認証を行いますが、“匿名” の認証方法を選択すると、エラーが発生いたします。

2.古い接続情報を削除してみる

Power BI Desktopでは、以前に接続を行った際に使用した接続情報をキャッシュし、それ以降はその情報をもとに接続する動作となっております。
このため、Power BI Desktopで保持している接続情報に誤りがあったり、データソース側のアクセス許可設定や、資格情報(IDやパスワード)に更新がありキャッシュしている情報が古くなっていると、データソースとの接続に問題が生じます。

接続情報の削除手順

・[ホーム] タブ > データの変換 > データ ソース設定 を選択します。

・① “グローバル アクセス許可” を選択し、② 接続先として指定しているデータソースを選択し、③[アクセス許可のクリア]にて ④ 削除 します。

3.Power BI Desktopを最新バージョンにアップデートする

Microsoft アカウント(Azure ADのアカウント)にて認証を行う場合に、古いバージョンのPower BI Desktopを使用していると正常に接続が行えない既知の問題があります。
本問題にかかわらず、Power BI Desktopでは最新版のみをサポートしておりますので、何かしらの問題が発生した際に最新版にアップデートして切り分けを実施することは有効です。

参考情報:Power BI の新機能

以上、本ブログが少しでも皆様のお役に立てますと幸いでございます。


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